CHIKUSUI ENGEIGIXYUTSU
食品流通科
SCROLL
食品製造のスペシャリスト 加工から販売まで一貫学習。
食品流通科では、食品に関連した産業の発展や変化する流通機構に対応できる人材の育成を目標としています。
NEWS
01学科のお知らせ
お知らせはありません。
CURRICULUM
02主な学習内容
食品に関した産業の発展や変化する 流通機構に対応できる人材の育成
食品流通科では「栽培から加工・販売までを学習する」を学習の基本しています。将来、自分で食品加工場を経営したいと思っている人に、最適な学習の場を提供できると考えています。
良くある質問として、「食品流通科と食物調理科はどこが違うの?」という質問があります。厳密な区別は難しいのですが、「食品流通科はケチャップを作るが、オムライスは作らない。調理科はオムライスは作るがケチャップの製造はしません。」という視点で見ると違いが解ると思います。食品流通科では、「調理に供する物を製造・加工しますが、調理はしません」という授業形態を行っています。
そんな食品流通科の実習写真を大公開です。パンフレットには出ていない授業の写真がたくさんです。
中学生の皆さん、良く見て下さいね。
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2年生「総合実習(味噌造り)」
総合実習では味噌造りを行います。自分のためのみそを作る実習になり、完成した味噌は全て持ち帰り試食します。
この実習を行うことで味噌のイロハを学習します。
麹とは?切り返しとは?塩切とは?解らない言葉がいっぱい出てきます。少量を作ることで基礎から学ぶことを目指しています。 -
3年生「食品製造」
イチゴジャムの製造です。イチゴジャムは主に2年生の科目「総合実習」で製造します。
使用するジャムはJAくるめを通じて購入した「あまおう」100%です。販売会では「あまおう100%ですよ」と声をかけると、ほとんどの女性は足を止めます。あまおうのブランド力は凄い!この実習が終わると全身からあまおうの匂いがします。まあ、不快な匂いではありません。 -
2年生「総合実習」
マーマレードの製造です。2年生の科目「総合実習」で、年に1回だけ春に製造します。皮をむいて刻むのが大変です。生徒は好き嫌いが多い製品の代表です。苦みが嫌な生徒が多いようです。1学期中には完売する人気商品です。ミカンは甘夏を使用しています。
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2年生「総合実習」
リンゴジャムの製造です。リンゴジャムは主に2年生の科目「総合実習」で製造します。左の写真はリンゴの皮むき器ですが、始めて見る時、生徒はびっくりします。
簡単に、そして鮮やかに剥く事が出来ます。右の写真は、リンゴが変色しないように薄い食塩水に浸しているところです。リンゴジャムはきれいな色を出すのが難しいジャムの一つです。 -
1年生「農業と環境」
トマトケチャップと白菜漬けの製造です。食品流通科の学習は「栽培から加工・販売までを学ぶ」となっています。このトマトケチャップが良い例だと思います。
トマトを栽培し、収穫したトマトをケチャップに加工します。収穫したトマトは、冷凍保存して加工します。露地栽培ですので完熟栽培するのが難しく、収量を上げるためには青いうち知収穫し、追熟する方法をとっています。1学期を通じて栽培・収穫し、夏休みにトマトピューレにまで加工し、一時保管します。
2学期が始まって最終的にトマトケチャップまで加工します。トマトケチャップは生徒が持ち帰り試食します。白菜づけも同様に栽培から加工までを行っています。 -
3年生「課題研究」
3年生の科目「課題研究」で取り組んだ新商品です。左上「万能辛味調味料 筑水レッドデビル」右上「筑水おやじ」です。
この2つの商品は模擬会社「流通スペシャリスト」という会社を設立し、新商品を開発しました。「筑水おやじ」はうきは市と協力して開発しました。現在は、製造をうきは市の柿部会の女性のみが行っています。この商品はうきは市内のみで販売しており、学校では販売していません。理由は消費者の皆さんにうきは市を訪れて欲しいからです。「万能辛味調味料 筑水レッドデビル」ついては、学校内にある販売所、道の駅くるめ、JAにの耳納の里にて販売しています。 -
1・2年生「農業情報処理」
この授業で、多くの資格を取得します。具体的には日検ワープロ検定準1・2・3級、日検文書デザイン検定2級、日検情報処理検定2・3級の取得を目指しています。毎年多くの生徒が取得しています。授業で合格圏内に達していない生徒は放課後に合格に向けた補習授業を行っています。
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3年生「食品衛生」
この科目では、毎年6月に講習を受講し食品衛生責任者資格を取得します。この資格は、飲食店の開業に必要な資格です。この資格を持っていれば飲食店を開業できます。(施設設備等の条件など別の条件がありますが、基本的にこの資格があれば開業可能)
本校には食物調理科がありますが、食品流通科でこの食品衛生責任者資格を取得した場合と何が違うか?明確に違う点は食品流通科の卒業では調理師を名乗ることはできません。これが大きな違いです。しかし、飲食店を開業する事は出来ます。皆さんも、この資格を取得し、将来の飲食店開業を目指しませんか。
3年間を通して、「食品流通」に関する
様々な知識や技術を学びます♪
PRACTICE
03実習風景
久留米筑水高校の実習では 様々なことにチャレンジしています。
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パン製造
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ジャム作り
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ジャムの福岡県庁販売会
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味噌製造
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ブタ味噌製造
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新商品開発 梨酢
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梨酢(久留米市表彰)
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梨酢(福岡県表彰)
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うどん製造
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ピザ作り
3年間を通して、「食品流通」に関する
様々な知識や技術を学びます♪
QUALIFICATION
03食品流通科で取得できる資格
食品流通科では 「様々な資格の取得が可能。
- 食品衛生責任者
- 全経簿記能力検定3級
- プレゼンテーション作成検定1級
- 日本ワープロ検定1・2・3級
- 日検文書デザイン検定2級
- 電卓検定3級
- 日検情報処理検定準1・2・3級
- 日本漢字能力検定
- 実用英語技能検定
CAREER
05主な進路先
大学
- 中村学園大学 栄養科学部 フードマネジメント学科
- 西九州大学 健康栄養学部
- 久留米大学 商学部 商学科 など
専門学校
- 中村調理製菓専門学校
- 平岡調理製菓専門学校 など
県内・県外問わず活躍してます
- (株)フランソワーズスタッフ
- (株)リョーユーパン
- 山崎製パン(株)
- 各種食品メーカー など
VOICE
06在校生の声を集めました
食品流通科 牛島さん
- 田主丸中学校出身
【食品流通科を選んだ理由】
私は、3年間で食品の知識を学びながら身につけていくことが出来るこの学科を選択しました。
夢への第1歩として日々、専門教科に取り組んでいます。
【頑張っていること】
資格取得に今は励んでいます。就職でも進学でもどちらでも重視される資格を学校で学べる機会があることに感謝しながら勉強しています。
食品流通科 久保田さん
- 城南中学校出身
【食品流通科を選んだ理由】
パンや加工食品を作るという、あまり体験できない実習ができるところに惹かれました。学校のパン屋さんをするのが楽しみです。
【頑張っていること】
たくさんの検定をとることです。クラスのみんなで合格できるように教え合ったりして頑張っています。